思い込みで自分は変えられる
『思考は現実化する』。アメリカで大ヒットを巻き起こした、ナポレオン・ヒル作の成功哲学本の名です。
このタイトルの意味は、自分が強い意志を持ち続け、行動すれば、どんな困難をも自分の思い通りになることです。
でも、本当にどんな困難でも思い通りにできるの?なんとなく腑に落ちない気がしませんか。
今日はある有名な科学的研究例から『思考が現実化する』根拠を深堀りします。
思考が現実化した研究
プラシーボ効果(Placebo effect)
プラシーボ効果は、効果のない成分の偽薬を投与した患者の病状が改善する現象から、名付けられた効果です。
1995年にアメリカで発表された研究論文『The Powerful Placebo』で、10を超える種類の薬剤に対してプラシーボ(偽薬)を投与した患者のうち、約3分の1が症状改善
ノーシーボ効果 (Nocebo effect)
ピグマリオン効果
ゴーレム効果(泥人形効果)
ホーソン効果
研究例からわかること
良い思考も悪い思考も現実化する
プラシーボ効果では、自分自身が信じることが心身によい影響を及ぼすということができます。しかし、ノーシーボ効果のように、自分自身ができないやつ…と思いこむことは本当にできないやつになってしまうとも言えます。
なので、自分の気持ちの持ちよう次第では、自分をうまく変えられるし、悪くも変えられることが研究でも指摘されています。
『思考は現実化する』は科学的にも事実であると言えそうです。
自分を変えるためにできる5つのこと
「自分はできる」と言い続けること
自分はできると声に出せば、自分の耳に入ります。これを繰り返せば、自分で自分を鼓舞することができると思います。苦しいとき、辛いとき、どんなときでも自分だけは自分の味方なんだと。そう思うと、心が軽くなりませんか。
「目標」を毎日書き出すこと
目標を具体的に書き出せば、理想の自分になる道筋が見えてくるはず。
「モチベーションアップ」につながるような動画、本を読むこと
有名な成功者やロールモデルの動画や本を読んでいると、自分にも良い影響があると思います。時に成功者の言葉を借りて、成長する自分をイメージすると、明確になりたい自分を描けるのではないでしょうか。
目標が達成できなかったとき、自分はできないやつだと落ち込まないこと
できないやつと思ってしまうと、自分で自分を陥れることになります。私もよく自己嫌悪に陥ることがあるのですが、ゴーレム効果を知ってからは、そうしないことに決めました。
誰かを批判するのをやめる
誰かを批判すると、言葉なら自分の耳、文字なら目として自分にもかかってきます。知らないうちに自己暗示をかけてしまうことになりますし、誰かの批判ってカッコよくないです。なので、誰かの批判は絶対やめた方がいいと思います。
研究例からちょっとまとめた話でした。
就活頑張ろう。
ではでは。